みなさんは人と話すのは得意ですか?
私は苦手で初対面の人と会話が続かず、沈黙することがよくあります。
今回はそういった悩みを解決できる「話す方のポイント」をご紹介します。
この記事で解決できる悩み
- 人とのコミュニケーションに苦手意識ある
- 会話がなかなか続かない
- 初対面で何を話せばいいかわからない
- 沈黙の時間が怖い
目次
参考文献
「人は話し方が9割」
著者 永松 茂久
定価 1540円
2019年9月に出版され、170万の発行部数を突破する大ベストセラー。
会話の上手な人だけが知っている三大原則
世の中には、すごくいいことを言っているのに、なぜか嫌われる人がいます。
その一方で、月並みなことしか言わないのに、周りに人が集まる人がいます。
この違いは、人と話をする上で大切な三大原則を知っているかどうかです。
その3つは、、、
- 人は誰もが自分のことが大切であり、自分に興味がある
- 本来、誰もが自分のことを認めてほしいし、自分のことをわかってほしいと熱望している
- 人は自分のことをわかってくれる人のことを好きになる。
まず、この3つを意識することで人との会話が劇的に変化します。
たとえば、みんなで写った集合写真で真っ先に見るのはなんですか?
そうです自分の顔です!!
他人の顔を確認する人なんか滅多にいませんよね。
つまり、一番興味のある相手自身を主役にすることで、自然に相手の感情は高まり、自分のことを主役にしてくれるあなたのことを好きになるという心理です。
この記事では他にも人との話し方のコツやテクニックなどお伝えしますが、まずこの三大原則を知ることが大切です。
話し上手は聞き上手
「話し方において一番大切なことは聞くことである」
え?どういうこと? 人と話すことが上手くなりたいと思っているのに聞くことが大切なの?っと思いましたよね。
「人は誰しも自分のことに関心をもってほしいし、認めて欲しいと思っているからです。
そうした自己重要感を高めるのに有効なのが、「聞き方をマスター」るすることなのです。
人は話し方が9割より引用
「3つの表情」を意識する
聞き上手な人は次の3つが上手にできる人です。
- 顔の表情
- 声の表情
- 体全体の表情
具体的には「笑顔で話を聞き、自分の感情を言葉に乗せ、身振り手振り使ってリアクションする」といいでしょう。
こうすることにより、相手に「私はあなたに興味がある」「もっとあなたのことが知りたい」と思わせることで、相手も心を開き話しやすくなります。
相手に9割しゃべらせる拡張話法
上手くいく人たちが使っているテクニックそれが「拡張話法」です。
拡張話法とは?
- 感嘆 → 相手の話を聞いた時に受ける感銘の表現
- 反復 → 相手の話を繰り返す
- 共感 → 相手の話に感情を込めて理科を示す
- 称賛 → 相手を評価する
- 質問 → 相手の話を中心に展開させていくためにその後を追いかけて聞く
この5つのことを順番にすることで相手が自分で自分の話を広げていく、話の聞き方です。
順番に説明していきます。
感嘆
簡単とは相手の話を聞いた時に受ける感銘の表現です。
相手「こんなことがあったんだよー」 自分「へー♪」「わー♡」「えー!!!」などです。
感嘆でのポイントは2つで1つ目は「♪」「♡」「!!!」などの感情表現です。
もう1つは「ー」語尾の伸ばし棒です。
「そうなんですか」と「そうなんですかー!!!」この2つでは全く印象が違います。
この2つを意識することで相手は自分の話に興味をもってもらえていると強く認識します。
反復
次に反復です。
反復は相手の話を繰り返します。
相手「最近、ゴルフざんまいなんだよね」
自分「へー♪ゴルフいいですねー」
相手「海外のゴルフコースを回ってみたいんだよね」
自分「海外ですかー♪景色も良くて、楽しそうですね♪」
このように話を反復することで相手は次の話をしやすくなります。
共感
共感は相手の話に理解を示し感情を示すことです。
「わかります」 「大変だったね」 「つらかったね」 「よく頑張ったね」
このように相手の感情に寄り添うような表現です。
相手の表情に合わせながら、聞くことが重要です。
称賛
次に相手を評価し称賛します。
「すごい!!!」 「素敵♪」 「さすが♪」 「かわいい♡」
ここでも語尾の「!」「♪」「♡」などの感情表現を強く出します。
質問
ここでの質問は相手の話を中心に、その後を追いかけるような質問をします。
「それで、それで??」 「その後、どうなったの?」 「今は大丈夫なの?」
このように相手の話を広げるような質問をタイミングよくすることで、相手が勝手に話を広げていってくれます。
拡張話法の最大の目的は話を「広げる」ことです。
拡張話法で意識することは、自分が聴く側だとしても主導権は自分にあると意識します。
相手が気持ちよく話を聞いてくれる相手とは何を話したかは覚えていないけど、もう一度会いたいと思ってくれます。
人に嫌われない話し方
まずは「好かれること」より「嫌われないこと」を意識する。
話が上手な人やまた会って話したいと思われる人は一度人から嫌われてしまうと、その後どんなに頑張っても関係を修復するのが難しいことを理解しています。
そのためには相手の「言葉の意味」ではなく「その奥にある感情」にフォーカスし、そして嫌われる人がどんな言動をしている知る必要があります。
余計な一言を言わない
嫌われる人は余計な一言をいいがちです。
相手「週末は猫カフェに行くのが楽しみなんだよね♪」 自分「へー、私は猫嫌いなんだよね」
このように余計な一言や否定的なことを言ってしまう人って意外といますよね。
たとえ自分が嫌いだとしても相手の気持ちに寄り添うようにして、返答しないと相手に嫌われてしまい、この人とはあまり喋りたくないと思われてしまいます。
アドバイスはポジティブではなく寄り添う言葉
もし、誰かがあなたに相談しにきた場合は相手の気持ちに寄り添う言葉がけをします。
「そんなふうに考えてはダメだよ」「こうすればいいよ」などの否定的な意見やポジティブな言葉がけをしたい気持ちもわかりますが、そこグッと我慢です。
なぜなら相談しに来る人は問題を解決してほしいのではなく、話を聞いてほしいからです。
「大変だったね。どうしたらいいか一緒に考えよう」 「つらかったね。私に力になれることがあればなんでも言って」
このように相手に寄り添う言葉をかけると相手の気持ちも落ち着き、自然とポジティブな方向へと話が進んでいきます。
4Dワードを連発する
4Dとは「でも」「だって」「どうせ」「だめ」の4つです。
この言葉はどれも相手の話を否定しているように聞こえてしまい、ネガティブな気持ちになってしまうので注意しましょう。
もちろん話の流れで、どうしても使わないといけない場合もありますが、「こういうのはどうかな?」などの言い換えや連続して使わないように注意が必要です。
まとめ
今回は「人は話し方が9割」から、会話をする上で重要なポイントをまとめてみました。
読んでみて気づいたことは、話すことより聞くことが重要だなっと思いました。
私も人と話すのが苦手で頭の中であれこれ考えて話すんですけど、後々考えてみると自分のことばかり話して、相手のことは何もわからないままなんてことも、、、
この他にも「人は聞き方が9割」「リーダーは話し方が9割」などの9割シリーズの本もあるので読んでみようと思います。
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