筋トレやダイエットなどやってみるけど続かない。そんな経験ありませんか?
今回は継続が苦手な方におすすめの本「続ける思考」から学ぶ継続のコツと仕組みを解説したいと思います。
こんな人にオススメ
- 新しくなにか始めようとしている人
- 継続することが苦手な人
- 「続ける思考」の内容が気になる人
参考文献
タイトル : 「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!続ける思考
著者 : 井上 新八
発行所 : ディスカヴァー・トゥエンティワン
定価 : 1760円
発行日 : 2024年11月25日(初版第一刷発行)
[結論]継続は仕組みがすべて
継続はずばり『仕組みづくり』を考えることが大切です。
何かをはじめるとき、たいていの人は効率や成果を求めて、色々と調べたり、考えたりしてしまいます。 ですが、効率や成果を求めるあまり、それが苦となってしまい継続できなくなってしまいます。
まずは「成果」より「継続」を目標にする 「成果」を求めるのは、継続できるようになってから。
例えばウォーキングをして−10kg痩せたいという目標ではなく、毎日ウォーキングをする。 毎日するためにはどうすればよいか。
目的は「継続」すること。そしてそのための仕組みづくりをする。
小さくはじめて毎日続ける
継続するためには結論「毎日やる!」です。
「毎日やる」と聞くとスパルタに聞こえますが、楽に続けるコツは週に1回や2回などではなく、「毎日やる」と決め、やらない選択肢をなくすことで継続することができます。 そのうち、やることが当たり前になっていき、やらないと気持ち悪くなってきます。
ですが、毎日やるのってつらいですよね?
そこでまずは小さくはじめる。
自分が毎日できることを設定します。
筋トレなら、「毎日ジムで1時間運動する」ではなく「毎日家で腕立て10回する」のように確実に毎日やれることから始めることが継続のコツです。
最初から負荷をかけすぎてしまうとモチベーションが保つことが難しく、「やらない」という選択肢をしてしまいます。
まずは「継続」を目標にし、それができるよう小さくはじめて、少しずつ負荷をかけていくことで習慣化していきます。
継続の敵は「やらない」ことと「やめる」こと。
「今日は忙しいから明日にしよう」と後回しにしていると「やる日」「やらない日」ができ、そのうち続かなくなってしまいます。
「毎日やる!」と自分で決め、「やらない」という選択肢をなくすことで、自然と「やる」ことが当たり前になります。
小さなことは2つセットにする
小さなことは2つセットにすることで、やり忘れをなくす。
小さなことは毎日継続しやすいのですが、小さいが故に忘れてしまいがちです。 また小さいため「しても、しなくても一緒」など思ってしまうこともありません。
そのため、小さなことは2つセットにすることで、自然と「やる」流れができ、やり忘れや習慣化することができます。
- 朝イチのトイレの後にトイレ掃除をする
- 歯磨きしながらスクワットする
- お風呂上がりにストレッチする
- 朝のコーヒーを飲みながら、本を読む
小さなことは続けやすいですが、そのぶんやり忘れには注意が必要です。 日常生活や小さのことを2つセットにして、習慣化できるようにしましょう。
早起きして時間を作る
ない時間はどうして作るか、それは早起きして時間を作る。
「やらない」「やれない」理由で多いのが「時間がない」です。
そんな「ない時間」は早起きして朝に作ることができます。また朝は誰にも邪魔されず、集中することができるのでおすすめです。
しかし、朝が苦手だという人も多いですよね。 はじめから「いつもより2時間早く起きる」と体が慣れないのですぐにやめてしまったり、仕事や日常生活に支障をきたしてしまいます。
まずは5分早く起きてみる!
5分早く起きることは誰でもできます。そして5分でできることをやってみる。 5分早く起きるのに慣れたら今度は10分早く起きて、10分でできることをやってみる。 こうやって、起きる時間を少しずつ早めることで体にも慣れてくれます。
- 5分早く起きて、5分本を読む
- 10分早く起きて、ストレッチする
- 20分早く起きて、散歩する
まずは5分でもいいので、早起きして、できることをやってみる。
記録をとる
毎日やったことを記録することで、達成感を得ることで継続が楽しくなります。
記録は細かくつける必要はなく、やった日はカレンダーに丸をつけてやらなかった日はやらなかった理由を書き込むだけです。
カレンダーが丸で埋まっていくカレンダーを見ることが楽しくなったり、やらないと気持ち悪く感じるようになります。
また細かく記録をとれば、分析することができ成長することができます。
記録をコレクション化していくことで続けることが楽しくなっていきます。
続けるコツ
続けるコツは『いつやめてもいいや』くらいに考えておくことで、気持ちが楽になり継続することができます。
体調が悪かったり、気分が乗らなかったり、友人や上司からの誘いなどで時間がないなどでやれない時もあるかもしれません。
始めから「やらなくちゃ」と考えすぎると長続きしないことが多いです。
大事なのは「毎日やる」と決めることで「やらない」日はやらないでいいくらいに考えておくことで続けるのが楽になります。
やったふりだけでもOK
とにかく「やりたくない」っと思った時は『やったふり』だけでもする。
体調が悪い、気分がなかなか乗らないときなど「やりたくない」っと思ってしまいますよね。 しかし、そんな時こそやらないと「やらない日」が続いていき、そのうちやらなくなってしまいます。
- 朝のウォーキングめんどくさいなーっと思ったら、玄関にでるだけ。
- 筋トレめんどくさいなーっと思ったら、スクワット一回だけ。
- 本読むのめんどくさいなーっと思ったら、本を開くだけ
- 掃除がめんどくさいなーっと思ったら、足元だけ掃除機をかける
人間、不思議なもので少しすると「もう少しやるか」って気持ちになり、スイッチが入り最後までやってしますものです。
やりだすと、色々と気になり出して気づいたらやらなくていいことまでやってしまったりしまいます。
「やりたくない」っと思ったら、やったフリをしてやる気にスイッチを入れましょう。
休むなら明日
どうしても休みたい時は「休むなら明日、今日だけはやる」と思う。
新しいことを始めたばかりの時などは体調が悪い、眠たい、気分が乗らない、旅行中など「今日は休もうかかな」と考えてしまい、休んでしまいたい気持ちになるかもしれません。
この例外の日を作ってしまうと、どんどん例外の日が増えていき、そのうちやらなくなってしまいます。
やったふりだけでもいい、小さいことだからこそ毎日続けないと、すぐにサボってしまうようになります。
「休むなら明日」そうやって、サボりたくなった時は言い聞かせることで、その日を乗り切ることができます。
たまに本当におやすみのご褒美も大事ですが、まずは毎日続けることが当たり前になるまでは毎日続ける。
適当に自分なりにやってみる
何かを始める時、最初から完璧を求めずに適当に自分なりにやってみる。
初めから完璧を求めてしまうと、それは「修行」「訓練」のように感じてしまい、続かなくなってしまいます。
今はインターネットでなんでも調べれる時代です。初めから効率や成果を求めてしまうと理想と現実のギャップにモチベーションも下がってしまいます。
まずは何も調べずに自分なりにやってみて、試行錯誤していきながら自分に合ったものを探していくことで楽しさや新鮮さをキープできます。
目的は継続することであり、初めから結果は求めずに適当に自分なりにやっていきながら、徐々に負荷をかけたていくことで、継続できます。
成果を求めるのは、毎日やるのが当たり前になってからです。
まとめ
今回は続ける思考のご紹介でした。
継続するためのコツや仕組みがわかる一冊でした。
本書が気になる方はぜひ本書を手に取ってみてください。
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